みなさん、こんにちは、meganetaroです。
今回は「副業で月5万円」
FXのトルコリラのスワップ運用についてです。
スワップ運用って何?
簡単に言えば、
取引を行う2か国間の金利差により利益を得る方法です。
今、日本はゼロ金利のため銀行に預けたところで得られる利益はほぼありません。
一方トルコは金利が24%です。(2019年6月)
そのため、円を売ってトルコリラを買った場合には、その金利差が利益となります。
FXの会社によって差はありますが、
1万通貨を購入した場合、1日100円程度となっており、
3,000円/月、36,000円/年になります。
トルコリラで15万通貨を購入した場合、約50,000円/月になり、目標達成ですね。
1万通貨購入するためには・・
現在、米国の場合、1ドル=110円前後です。
そのため、1万通貨購入する場合、1,100,000円(110万円)準備する必要があります。
それが、トルコリラの場合、1リラ=18円前後となるため、
1万通貨トルコリラを購入する場合、180,000円(18万円)で可能です。
・・・それでも高い!やはり金持ちしかできないのか・・
そこでレバレッジを使うことができます。
レバレッジを効かせた場合
レバレッジは最大25倍までかけることができます。
(上記の計算式はレバレッジ1倍となります。)
レバレッジを10倍掛けた場合、資金が1/10で済みます。
・米国ドルの場合、1万通貨あたり110,000円
・トルコリラの場合、1万通貨あたり18,000円
ということは、20,000万円でトルコリラを1万通貨を購入して、
月々3,000円の不労所得を得ることができる!という訳です。
・・でもそんなに上手いこといくだろうか??
トルコリラの値動きが問題である
ここがFXの難しいところですが、為替は常に変動しています。
為替が1円上昇すると、1万円の利益となりますが、
為替が1円下落すると、1万円の損失になります。
例)トルコリラ:1リラ=18円で5月に購入したとします。
・6月に1リラ=17円になった場合
スワップ+3,000円、為替損失-10,000円となり、合計-7,000円となります。
・7月に1リラ=16円になった場合
スワップ+6,000円、為替損失-20,000円となり、合計-14,000円となります。
元々の資金が20,000円だったので、20,000-14,000=6,000円の残高となります。
(必要証拠金にも規定があり、50%を下回った場合などはロスカットされます)
難しいことは抜きにして・・・
スワップで利益を得る間に、為替が下落した場合
スワップポイントを上回る為替変動による損失となってしまいます。
この為替変動を味方につけることが、スワップ運用の一番のポイントになります。
では、トルコリラの為替変動はどうなんだろう

2007年~2019年に至る、トルコリラの値動きです。
2007年には100円近くあったものが、
2018年には最安で15円程度になっています。
(!!!!)
その為替損失85万円です。
金利も変動していますが、年間30,000円とした場合、
スワップポイント30万円仮定して、-55万円の損失となります。
さらっと書きましたが、金利の変動もあります。
トルコリラの金利が現在24%ありますが、下がる可能性もあります。
トルコリラでの運用で大丈夫なのか・・
問題なのは・・・
・為替の下落
・トルコリラの金利の引き下げ
ですね。
(特に金利が引き下げられてしまうと、計算式も崩れてしまいます。)
なぜ金利が高いかというと長い歴史があるわけですが、簡単に言うと・・
経済的に不安定なため、トルコリラをあえて購入しようと誰もしません。
そうなると外貨の獲得ができなくなるため、
高金利にしてトルコリラを購入してもらおうとしている訳です。
経済的に不安定なトルコリラで運用することで大丈夫なのか、
と問われるとやや答えにつまります。
高金利だからおすすめ!という単純にいくと痛い目に合うかと思います。
余裕資金で運用する
基本ですが、余裕資金で余裕を持たせた運用であればおすすめ水準と考えています。
①為替の下落について
最悪の場合、あと18円の下落で0円になります。
18円の下落にも対応できる資金管理をしつつ、スワップポイントを得ていきます。
ちなみに18万円の損失になりますが、5,6年間の保有で18万円のスワップ利益です。
損失を補うことも十分にできる範囲かと予想します。
②金利の引き下げについて
金利が下がるとスワップポイントが下がり、損失が補えないじゃないか!
(確かにそうです。)
ただ、金利が引き下げに踏み切る場合は、為替が好転している状況にあると思います。
むしろこういう状況を待ちたいところです。
そうなった場合は為替変動により、利益を得られます。
ですが、数年内に大幅な下落、金融危機が訪れる可能性もあります。
あくまですべてが予想です。
ただ投資の場合、何をするにしても、全てにおいて完璧な安全はありません。
(貯金だけで生活できる人はいいですが・・)
ある程度のリスクを背負いつつ、適切な方法でいけば、実績を得られるかと思います。
近年のトルコの状況についてはまた詳細に記事にしていきます。
以前に比べるとトルコのリスクも軽減してきたように思いますし。
また、実際の運用実績についても記事にしていきます。