みなさん、こんにちは、meganetaroです。

 

今回は、「看護師への報告」についてです。

 

なぜ看護師への報告なのか・・

 

看護師に限らず、報告というのは大変難しいものです。

それだけ?

・・で、何が言いたいの?

と返答された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(勿論、筆者もその一人でした。)

それに対応すべき、基本的な知識をまずは身につけましょう。

 

基本的な報告の方法:SBAR

 

基本的に報告はSBARで行うことが大切です。

S:situation:状況

B:background:背景や経過

A:assessment:判断や考え

R:recomendation:提案や依頼

 

「それだけ?」「何が言いたいの?」となってしまう多くの原因は、

自分自身の判断や考えを持たず、状況や背景・経過のみの報告

となっている可能性が高いです。

 

看護師同士の報告で起こりやすい

 

特に、看護師同士の報告の場合、異常がない状態でも経過の報告をしなければ

ならないことが多いです。

例えば医師に、「異常ありません」とDr.Callしませんよね。

医師に連絡する場合は、

状況や経過から、

判断や考えを述べ、

提案や依頼をしますね。

(できていない場合は、医師からも「・・で?」と言われます)

 

はじめに、医師への報告事例

 

状況や経過:

(AAAのため、降圧治療中の)

101号室の〇〇さんの血圧が□mmHgに上昇しています。

(19:00では▽mmHgだったのが)

〇〇さんは19:00以降もベッド上で安静にしておられ、

先ほど声をかけたときも様子は変わりありませんでした。

【血圧変動に関連する行動もしていないことを報告】

 

判断や提案:

ジルチアゼムを3.0mm/hで投与中ですが、

4.0mm/hに増量した方が良いかと考えますが、

いかがでしょうか?

 

では、看護師ではどうなるのか

 

先ほどの例文とSBARを考えながら、看護師への報告を考えてみます。

この場合、

①医師に連絡した方が良いか相談する場面

②医師に連絡した後の状況を報告する場面

大きく2つに分け、説明をします。

 

①▼▼さん(看護師)、101号室の〇〇さんの血圧が上昇しています。

(AAAのため、降圧治療中の)(19:00では▽mmHgだったのが)
〇〇さんは19:00以降もベッド上で安静にしておられ、
先ほど声をかけたときも様子は変わりありませんでした。
【血圧変動に関連する行動もしていないことを報告】
判断や提案:
ジルチアゼムを3.0mm/hで投与中ですが、
増量した方が良いかと考えますので、医師に連絡しようと思いますが、

いかがでしょうか?

 

これは医師への連絡・相談する場面とよく似ていますね。

 

②▼▼さん(看護師)、101号室の〇〇さんですが、
21:00にジルチアゼムを4.0mm/hに増量後、

血圧が〇mmHgと少し低下し、推移しています。

考えや判断:

ただ、22:00以降、入眠されているので、

その影響もあるかと思います。

起床後などは再度上昇がないか注意深く観察するようにします。

 

②は医師が患者のもとにラウンドに来た場合などでも

同じように使えますね。

 

大切なことは

 

今回の例文で大切なのは
血圧コントロールが重要な患者の血圧が上昇した、

血圧変動に影響を与えるような行動などはないか、
また不快なこと(ストレス要因など)はないか、
考えた上で、降圧剤の増量を提案することです。

 

ちなみに良くない例文

状況や背景:
〇〇さんの血圧が□mmHgまで上昇しています。
判断や考え:
ジルチアゼムを増量してもいいですか?

 

SBARを守っていそうですが、少しもの足りませんね。

というのも、判断に至る考えが不十分だからです。

 

下記のようにも考えられます。

 

状況や経過:

〇〇さんの血圧が□mmHgまで上昇しています。

 

判断や考え:

ただ、先ほど検査室への移動もあり、少し緊張や

疲れがあるかもしれません。

30分ほど様子を見ながら、再度血圧を測定するようにします。

 

判断や考えが違いますね。

 

結局「何が言いたいの?」と言われるのは、

自分の判断や考えが明確になっていないからということです。

そのため、状況や経過の報告となっています。

 

今回の最終の考えや判断は、

降圧剤を増量したい、(もしくはそのまま)

ということですね。

 

それに至る自分自身の思考過程を整理しながら、

SBARを意識しながら報告・相談をすると良いかと思います。

 

看護師への報告についてはご意見が多いので、

事例を交えながら、紹介していきますね。

 

順風満帆なナースライフへ!