みなさん、こんにちは、meganetaroです。
今回は基礎代謝と1日に必要なエネルギー量についてです。
ダイエットをしよう!と考えた時に必ず摂取カロリーを考えるかと思いますが、その時に必ず知っておく必要がある知識、それが基礎代謝です。
基礎代謝とは
簡単に言えば、何もしなくても、勝手に消費されるエネルギーのことです。
この基礎代謝は身体活動をしていなくても、身体にある臓器、例えば心臓などは24時間休むことなく脈を打ち、胃などは食物を消化しようと活動をしています。
身体の内部とはいえ、活動をしているからにはエネルギーが必要となります。
それが基礎となる身体の代謝となります。
計算式は複雑ですので省略しますが、
おおよそ20代~50代男性で1,500kcal、女性で1,150kcalとなります。
(※体重や筋肉量によって異なりますので、目安です)
基礎代謝と1日に必要なエネルギー量の関係
ヒトは必ず活動をしますので、活動に伴い1日のエネルギー量が増減します。
その時に使用される考え方が、身体活動レベルです。
身体活動レベルはⅠ~Ⅲ段階で群分けされます。
Ⅰ:生活の大部分が座位
Ⅱ:座位中心の生活だが、立位での仕事もある
Ⅲ:立位の多い仕事や活発な運動習慣がある
それぞれのレベルに応じて以下のような式が成り立ちます。
あまり動かない人(レベルⅠ)の人は基礎代謝×1.5
まずまず動く人(レベルⅡ)の人は基礎代謝×1.75
よく動く人(レベルⅢ)の人は基礎代謝×2.0
上記を踏まえて、1日の必要摂取カロリーは以下のようになります。↓↓
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | |
20代~50代男性 | 2,250kcal | 2,625kcal | 3,000kcal |
20代~50代女性 | 1,725kcal | 2,000kcal | 2,300kcal |
(※実際はその人の状態によって異なってきますので、あくまで目安と考えて下さい。)
1日に必要なエネルギー量をご覧になっていかがでしょうか。
少しカロリーを気にして、食品の裏面を見ている方であれば、「少し食べすぎているな」
と思われた方もいるのではないでしょうか。
必要なエネルギー量を超過した分の行き先
ご存知の通り、脂肪として蓄積されます。
ヒトの身体は「せっかくのエネルギーだから、蓄えておこう!」と考えます。
備えあれば憂いなしという訳です。迷惑な話ですね。
逆に、摂取エネルギーに不足があった場合には、脂肪などを分解して、エネルギーを産生します。
体重を減らすためには
摂取エネルギーを減らす、もしくは身体活動レベルをあげるに尽きます。
ただ、摂取エネルギーを減らすことだけでは不十分です。
それには様々な理由が隠れていますが、それはまた後程。
今回は自分自身の基礎代謝と1日に必要なエネルギーをしっかりと把握して頂ければと思います。
まずは食べ物を買う時、食べる時には必ず裏面の成分表示を確認することから始めてみてください。