こんにちは、meganetaroです。
金融庁の市場WGが老後資金2000万円必要と報道され、
受理する・しないと押し問答にも発展しています。
WGを発足させておいて、審議した結果を受理しないって・・
と思いますが。
年金で老後の生活は安心という姿勢を示してきた政府にとって、
この結果を受理してしまうと国民の大きな反発を招き、
選挙にも影響を与えかねないのでしょうね。
国民の生活を第一に考えて頂けるとありがたいところですが。
老後資金2000万円の試算の概要
どういう計算して2000万円という結論に至ったのでしょうか。
計算方法はざっくり言うと以下のような感じです。
平均月収:210,000円(年金)
平均月の支出:260,000円
※月々不足する額=50,000円
95歳まで生きると仮定して、
50,000円/月×360カ月(5年)=18,000,000円
(1800万円になりましたが、おおよそです)
この試算を見てみると、ただ単純に2000万円を貯蓄しておかないと
という訳ではないこともわかります。
そもそも月々の収入が210,000円なのかもわかりませんし、
月々の生活に要する費用も260,000円かもわかりませんよね。
共働きであれば年金は多いでしょうし、
生活水準を下げれば、月々20万円でも十分でしょう。
(そのうち年金を廃止して、すべて国民に投げ出す可能性もありますし)
とりあえず言いたかったことは老後の生活を
「きちんとしたものを考えとかないといかんのです。」
ということであり、麻生金融相は本音言ってしまったのでしょうね。
貯金より投資
政府が言いたかったのは、なによりもこれでしょうね。
タンス預金が30兆円~100兆円と言われていますので、これが狙いでしょう。
政府の回し者ではありませんが、
タンス預金は安全でもありませんし、
投資は危険でもありません。
タンス預金のリスクについてはこちらをどうぞ
https://megane88blog.com/投資/タンス預金は安全か%ef%bc%9f2つのリスクから貯金方法を/
今回の発表で、少しでも老後の資産形成に意識を持ってもらうことが
本当の狙いのようにも思います。
ではまた。