こんにちは、meganetaroです。

 

 

今回はタンス預金についてです。

 

いまや日本のタンス預金は数十兆円になるとされています。

 

 

そもそもなぜタンスに預金をしているのか

 

・銀行預金したところで金利が安い(最近はマイナス金利も言われていますしね)

・自分のお金なのに出金するときに手数料がとられる(なぜ!?)

・銀行がそもそも不安(破綻するかもしれない)

 

ということで安全かつ手数料もかからないタンスにお金をしまう訳です。

 

では、そんななかでも起こりうる2つのリスク

 

1.盗難や災害に弱い

家の中にある訳なので、泥棒に奪われたり、火事で燃えたりしたら、

全ての資産を失いかねません。

銀行の場合はペイオフという制度がありますので、

1,000万円までは補償してくれています。

 

2.インフレに弱い

一番はこれですね。

タンスの中に入れていた100万円は減りませんが、

インフレにより物価が上がることで、お金の価値は下がります。

 

インフレ

inflation

物価が上昇し、お金の価値が下がる

物価が上昇=企業利益

  ②企業利益=給料の上昇

  ③給料の上昇=消費の促進

デフレ

deflation

物価が下落し、お金の価値が上がる

  ①物価の下落=企業損失

  ②企業損失=給料の下落

  ③給料の下落=消費の停滞

 

日銀はいつも「物価上昇率2%」と目標を掲げているのはこのためですね。

もし、日銀の思惑通りに物価が上昇すれば、お金の価値は下がるため、

お金を消費して、物として資産を形成しておく方が良いということになります。

(現状、あまり考えられませんが・・)

 

結局は

 

タンス預金の場合、

ローリスク、ノーリターンという結論(自論)です。

 

必要な資金のみ手元に置いて、

残りは資産運用などに回すほうが賢い選択と言えるのではないでしょうか。

 

ではまた。